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クワガタ、カブトムシの

ことばのせつめい

しいくに かんする ことばは ふだん きいたことのない ことばが たくさん でてきます。

しっていないと こまる ことばや しっていると クワガタや カブトムシの しいくに とても やくにたつ ことなど まとめました。

●したのことばを クリックすると どうぐの せつめいにとびます。


さんらん(産卵)

せいちゅうが たまごを うむこと

さんらん

クワガタ、カブトムシの なかまは「さんらん」->「ふか」->「ようか」->「うか」を くりかえしています。

クワガタ、カブトムシの いっしょうの せつめいず

このような じゅんばんで からだの かたちが かわることを かんぜんへんたい(完全変態) といいます。

ふか(孵化)

たまごが ようちゅうに なること。

ふか
ようか(蛹化)

ようちゅうが サナギに なること

ようか
うか(羽化)

サナギが せいちゅうに なること

うか
1れい(1令),しょれい(初令)

ようちゅうが たまごから ふかして すぐの じょうたい

1れい

むしの しゅるいによって ちがいがありますが だいたい ふかしてから 15にち ぐらい

ようちゅうの からだのおおきさの へんか せつめいず

ようちゅうで せいちょう するのは 3れいが さいごになります。

つぎに だっぴ するときは ようちゅうから サナギに かわるときです。

からだの おおきさは どんどんと おおきくなりますが あたまの はばは これいじょう かわりません。

じゅうぶんに そだった 3れい ようちゅうは このあと ぜんように なります。

1れいと しょれいは よびかたが ちがうだけで おなじいみに なります。

2れい(2令),あしゅうれい(亜終令)

1かいめの だっぴが おわったとき

2れい

むしの しゅるいによって ちがいがありますが だいたい ふかしてから 15~30にち すぎたころ ぐらい

2れいと あしゅうれいは よびかたが ちがうだけで おなじいみに なります。

3れい(3令),しゅうれい(終令)

2かいめの だっぴが おわったとき

3れい

むしの しゅるいによって ちがいがありますが だいたい 2れいに なってから 30~60にち すぎたころ ぐらい

3れいと しゅうれいは よびかたが ちがうだけで おなじいみに なります。

ぜんよう(前蛹)

サナギに なるまえの じょうたいです。

ようちゅうの からだのいろが うすちゃいろに かわってきます。

また からだ ぜんたいが しわしわになって ちじんだ ようになります。

ぜんようになった ようちゅう

3れいに なって じゅうぶん そだった ようちゅうは じぶんが サナギに なるための へやを つくりはじめます。

からだの ぜんたいを つかって まわりの マットを かきわけ じぶんの からだより おおきい たまごがたの へやを つくります。

この へやのことを 「ようしつ」 といいます。

ようしつ(蛹室)

ぜんように なった ようちゅうが つくった たまごがたの へやです。

このへやは じぶんが せいちゅうに なるまで つかいます。

しいくケースが ちいさすぎると じぶんのからだに あった ようしつを つくることが できなく うか するときに おおあごが まがった せいちゅうに なったり はねが とじない せいちゅうが うまれてしまいます。

ようしつを つくった クワガタ ヘラクレスヘラクレスのようしつ
きんしびん(菌糸瓶)

クヌギや コナラや ブナなどの きを こまかく くだいて そのなかに きのこの きんしを まぜて ふやしたもので ようちゅうの えさになります。

ぜんたいに きんしが ふえると しろいいろに かわります。

クワガタを おおきく そだてることができる ようちゅうを そだてるための ざいりょうです。

おおきさが なんしゅるいも あって うかさせる せいちゅうの しゅるいに あった おおきさの きんしびんを つかう ひつようがあります。

ようちゅうに よっては きんしびんが つかえない しゅるいも いるので よくしらべてから つかってください。

しいくようきにつめた 2000ミリリットルのきんしびん おみせでうっている 800ミリリットルのきんしびん
しいくマット(飼育マット)

せいちゅうを しいくするときに つかいます。

きのしゅるいは クヌギ コナラ しんようじゅ などがあります。

しいくケースの なかの すいぶんを たもつため せいちゅうが かくれるためなどに つかいます。

しんようじゅマットは こんちゅう せんようだけでなく ハムスターの しいくにつかう オガクズマットも つかえます。

はっこうマット(発酵マット)

ようちゅうの しいく さんらんのときに つかいます。

クヌギや コナラなどの きを こまかく すりつぶして みずと こむぎこ などを まぜて なんにちも たいように あてて はっこう(ちゃいろに いろがかわる) させた ようちゅうの しいくと さんらんに つかう マットです。

むてんか はっこうマットは はっこう させるときに よぶんな えいようを いれないで みずだけをまぜて つくる さんらんを させるときに つかうマットです。

てんか はっこうマットは いろいろな えいようを まぜてつくった マットで ようちゅうを そだてるときに つかいます。

カブトマット

カブトムシの さんらん ようちゅうの しいくに つかうマットです。

クワガタようの マットよりも よくはっこうしていて チョコレートいろ~くろに ちかい いろです。

クワガタが たたべたあとの マットは カブトムシの えさに することができるので すてないで りようすると ゴミも へって よいでしょう。

うかふぜん(羽化不全)

サナギから せいちゅうに なるときに うまく せいちゅうに なれなかった ことをいいます。

うかふぜんに なった エレファスゾウカブト

しいくケースが ちいさすぎると じぶんの からだの おおきさにあった ようしつを つくることが できません。

サナギは うかを するときに さいごの かわをぬぎます。

そのときには ようしつの まわりの かべに あしを かけて からだを ひっくりかえったり しながら かわを ぬぎます。

ようしつが ちいさいと からだを うまく ひっくりかえすことが できないので じょうずに かわを ぬぐことが できません。

クワガタは サナギのときは あたまと おおあごを おりまげていて うか するときに あたまを まっすぐに のばします。

そのときに ようしつの かべに あたまや おおあごが ぶつかってしまうと まがったまま かたまって しまいます。

もうすこしで うかする コンフキウスノコギリクワガタ やっと かわを ぬぎおわった コンフキウスノコギリクワガタ

カブトムシは サナギのときは つのが みじかく ちじんでいますが うかを するときに まるで ふうせんが ふくらむように まっすぐに ながく のびていき そのまま かたまります。

そのときに つのが ようしつの かべに ぶつかると まがったまま かたまってしまいます。

ヘラクレスヘラクレスのサナギ

クワガタや カブトムシは うかしたあと ひっくりかえったり おきたりしながら だんだんと からだを かわかして いきます。

せなかのかわが やぶれはじめました いよいよ うかがはじまります かわを ぬぎおわりましたが はねが そとにでています

からだを ひっくりかえすことが できないと はねが くちゃくちゃのまま かたまってしまい はねと はねが うまく とじなくなります。