ボルネオオオヒラタクワガタ飼育日記
( Prosopocoilus inclinatus )
ボルネオオオヒラタクワガタの雌です。
2004-8-23にセットした個体の子供になります。
やっと成虫になりましたが、♂はもう少しかかりそうです。
♂親75.5、♀親43..9
1600m Tambunan sabah North Boreneoサバ州、北ボルネオ新成虫 45mm幼虫で27匹、卵で8卵採れました。
♀はオオヒラタの菌糸ビンにて850ml->850mlと2回の交換で羽化しました。
幼虫(初令)で取り出したのが10/1、羽化を確認したのが3/6とおよそ5ヶ月での羽化となりました。
(2005-5-21)
こちらはボルネオオオヒラタクワガタの雄、蛹状態で外観から見た大きさは大体で、80~90mmほどあります。
やはり10/1幼虫で取り出し、翌年5/20現在蛹の状態ということは、大体8ヶ月程になります。
初令より850ml->850ml->1500mlと菌糸ビンを交換してきました。
冬場は温室内で24℃程度で管理されています。
(2005-5-21)
温室内部です。
階段下にある小部屋に温風ヒーターとサーモスタットを持ち込み、温室としています。
サーモスタットにデジタル式の高性能な物を使用していますので、温室としてきちんと機能しています。
現在、ボルネオオオヒラタクワガタ、コンフキウスノコギリクワガタ、アルケスツヤクワガタ、タランドスオオツヤクワガタ、オキピタリスノコギリクワガタなど、およそ70本の菌糸瓶、ボトルなどが入っています。
(2005-5-21)
上の菌糸びんに入っていた蛹がやっと羽化、待ちきれずに中からだしてみました。
背中の部分にシワが残っていますが、大きさは85MMと立派なサイズです。
大アゴの太さもかなり太く、シワさえなければ、とても良い個体です。
(2005-5-22)
ずいぶん色が落ち着いてきました。
いつ後食を始めても良いように、樹液ゼリーを飼育ケース内に入れて置いた処、少し食べた様子。
こんなに早くに後食が始まるものか、ちょっと疑問です。大アゴが太く結構気に入っています。
(2005-5-28)
本日菌糸瓶よりとり出しました。
結構大きい体です。
体長87mm、胸巾(前胸背板)34mm、頭巾(頭部)30mm大アゴも太くしっかりとしていて、たくましく見えます。
累代飼育のオスはこれに決めました。
(2005-7-10)
頭部の拡大です。
頭楯がボルネオオオヒラタクワガタの見分けどころです。
(2005-7-10)