近所の自然・1クワガタ、カブトムシのまるぼランド飼育に関する情報サイト

クワガタ、カブトムシの

   

近所の自然・1

私の住んでいる場所は、東京の都心より30分ぐらいの場所で、まだ自然がたくさん残っていて、色々な虫達が観察できます。

身近な自然の中で見つけた普通の虫、珍しい虫達を紹介します。


アカスジキンカメムシの写真

アカスジキンカメムシ20mm弱の虫ですが、体色がニジイロに光り、ニジイロクワガタを思い出させれる、とても綺麗な虫です。
広葉樹などでみつかります。

アカスジキンカメムシの写真

日にあててみると、とても綺麗な虫です。
(2005-6-21)

キマダラヤマカミキリの写真

キマダラヤマカミキリです。
クヌギの幹のところで見つけました。
上翅はビロード状で、前胸背板に突起を持ちます。 昆虫ゼリーを食べるので、簡単に飼育できます。
北海道を除く全国に分布します。
(2005-6-25)

センノカミキリ雄の写真

センノカミキリ
♂20mm程度の大きさです。
河原の手すりの上で見つけました。
ハリギリ、タラノキなどの倒木にあつまります。
(2005-6-25)

センノカミキリ雌の写真

センノカミキリ
♀40mm程度の大きさです。
上の♂の個体と同じ河原の手すりの上で見つけましたが、離れた場所にて捕獲しました。
体が大きくとてもりっぱです。
樹液ゼリーを食べるので、飼育が簡単にできます。
(2005-6-25)

ゴマダラカミキリの写真

ゴマダラカミキリ
カミキリとしては割と大きめな種類で、ヤナギなどについていることが多い。
足、触角はブルーグレーで、ルリボシカミキリに色や大きさが似ています。
この種類も昆虫ゼリーをたべますので、飼育も可能です。
(2005-7-7)

ゴマフカミキリの写真

ゴマフカミキリ
クヌギの幹や伐採材などの表面で見つけることができます。
この種類も昆虫ゼリーで飼育可能です。
去年は60CMの水槽に太めの材を一緒に入れて置いた処、材に産卵して、今年の春になってたくさんの成虫が羽化してきました。
(2005-7-7)

カブトムシ雄の写真

カブトムシ
今年生まれたカブトムシを森で見つけました。
子供たちが夏休みの頃になると、クヌギの木の樹液が出ている所に沢山のカブトムシが樹液を吸っています。
昼間は隠れていますが、夜間~早朝の時間帯ですとたくさん見ることができます。
4年程前より代々飼育してきたカブトムシも、そろそろ羽化をし始めています。
その数40あまり、羽化したら元の森に戻してあげて、いつまでも森にいくとカブトムシに会えればといいなと思います。
(2005-7-7)

コクワガタ雄と雌の写真

コクワガタもまだまだ見つけることができます。
やはり夜中~早朝がベストでしょう。
昼間は木の皮の下、隙間、幹の根元の土の中に隠れています。
カブトムシと並んで、子供たちに人気がありますので、採集競争が激しいです。
昨年の夏休み、夜中の2時頃に子供を連れて森に行ったら、同じ目的のグループが2組程森に入っていたので、昼間目当てを付けたポイントを先回りするのが大変でした。
樹液の出ているポイントは毎年違うので、昼間のチェックが必要です。 前の年樹液が出ていても、今年必ず出るとは限りません。 写真に映っている真ん中のコクワはオスです。 体がメスより小さいため、大アゴもメスとほとんど変わらない大きさです。 (2005-7-7)

クワカミキリの写真

クワカミキリです。
名前の通り、クワの木で見つけることができます。
毎年同じクワの木で見つけることが出来、今年も見つけることができました。
体長42mm、触角を拡げると100mm近くまでになる大型のカミキリです。 シロスジカミキリと同じぐらいの大きさです。
昆虫ゼリーは食べませんので、クワの木、葉を与えて下さい。
(2005-7-12)


クワカミキリの拡大写真

クワカミキリ拡大して見ると、こういう顔をしています。 体の柄に見える部分は、体毛の色がそれぞれ違っている為、離れて見ると模様に見えます。
たとえば犬を考えて下さい。 犬は遠くから見ると体や顔に色々な模様を見ることができますが、近くに寄って見ると全部毛の色が違って色々な柄を構成しているのがわかります。
カミキリもこれと同じで、ほとんどが細かい体毛に覆われています。 これはクワカミキリだけでなく、ほとんどのカミキリが体中に小さい体毛で覆われています。 又、複眼も見ることができます。
大アゴはとても強力で、木の幹などを簡単に掘っていくことが出来ます。 これはクワガタのメスと同じですね。
(2005-7-12)

ノコギリカミキリ

ノコギリカミキリです。
クヌギの木などで採集できます。
触覚がまるでノコギリの歯のようなのでこういう名前にされたということです。 眼が頭部の上にあって、他の種類とは異なるところです。
飼育ケース内をかなり忙しく歩き回り、写真を撮るのも大変でした。
(2005-7-18)

シロテンハナムグリの土繭

土のかたまりです。 ほんとうは土繭(つちまゆ)です。
ハナムグリはカブトムシやクワガタと違い、土をお団子状にして蛹室を作ります。 この中に蛹が入っていて、羽化の時を待っています。
去年の10月頃、植木鉢の中で見つけた幼虫ですが、何の幼虫かわからず、多分カナブンの幼虫かなと思い、発酵マットの中に入れておいた幼虫が羽化しました。
幼虫を見つけてから羽化まで約10ヶ月になります。
(2005-7-21)

シロテンハナムグリの成虫

こちらがシロテンハナムグリの成虫です。
クヌギなどの樹液の出るところにいくと、カナブン、スズメバチたちと一緒に見ることができます。
この個体は銅色の体に白い点ですが、黒い体に白い点の個体も時々見ることができます。
他にもタマムシの幼虫や、何の幼虫かわからない虫がいますが、ここ1~2ヶ月のうちに羽化をするでしょうから、羽化できましたらこちらで報告いたします。
(2005-7-21)

ヒメツノカメムシの卵、赤ちゃん

ヒメツノカメムシの卵と、羽化したばかりの赤ちゃんです。
カイコにあげるクワの葉についていたようで、カイコは卵が付いている部分だけ、葉っぱを食べ残していました。
カイコにとっては、カメムシはおいしく無いのかも知れません。
ヒメツノカメムシは子供が成長するまで、親が外的から守るように卵や子供のそばにいます。 又、子供達は羽化後も集団で生活し、移動します。成長すると個別に行動をします。
葉っぱを採って来るとき、親虫がそばにいたのかどうかわかりません。 (2005-8-6)

遺跡公園のクヌギ

夜中にこどもと一緒に近所の森へ昆虫採集に行きました。 時間は午前1時30分から始めて2時間程です。 夏休みには毎年やっている年中行事です。
戦果のほうは今ひとつ、2ヶ所の森を回ったのですが、コクワガタの♀2匹とカブトムシの♂1匹でした。
カブトムシはたくさんいましたが、1番大きい♂を1匹持ち帰っただけです。
ヒラタクワガタを採集した子供がいたようなので、もしかしたらと思ったのですが残念です。
でもいつまでこういう状態でいられるか、将来が心配です。
家で生まれた虫たち(地元の森で採集した)も、なるべくはなしてあげて、いつまでも森で会えるよう努力していきたいと思っています。
(2005-8-7)

オナガサナエの成虫

オナガサナエの成虫です。
川沿いを歩いていた時に見つけたもので、川沿いの手すりの上に止まっていました。 素手で簡単に捕まえることができ、あまり俊敏な動きが出来ない種類のようです。
サナエトンボ科に属するトンボで、本州、四国、九州に分布、南限は種子島で、川の中流域から下流域で見ることができる種類です。
(2005-8-7)

オナガサナエの成虫

オナガサナエ顔のアップです。
まるで宇宙人のようなポーズになってしまいました。
緑色した目の間隔が他の種類より離れています。
(2005-8-7)

アブラゼミのヌケガラ2組

アブラゼミのヌケガラです。
クワの葉っぱの裏側にくっついていました。 まるで前の幼虫の腰をたたいているようです。
さしずめ「♪♪かあさんお肩をたたきましょー」といった感じでしょうか。
二匹一緒にいるのはたまに見かけますが、前の幼虫の腰あたりに後ろの幼虫が前脚を乗せているポーズは初めてみます。
(2005-9-4)

ウラギンヒョウモン

ウラギンヒョウモン(タテハチョウ科)です。
前翅長33~35mm盛夏に夏眠し、秋に再び活動を開始します。
スミレの花などに飛来します。玄関前のマーガッレットに飛来しました。
(2005-10-2)

ウラギンヒョウモン

ウラギンヒョウモンの腹側です。
裏と表で色が違います。
(2005-10-2)

ヤマトシジミ

ヤマトシジミ(シジミチョウ科)です。
年7~8回発生し、幼虫で越冬するチョウです。
玄関の前にて捕獲です。
(2005-10-2)

ヒラタクワガタの雌

ヒラタクワガタの雌です。
雄と違う樹液で同じ日に採集した成虫です。
オオアゴが磨り減っているようなので、昨年生まれた成虫のようです。
上の雄を見つけた時は樹液の所で交尾中の所を見つけましたので、雌は交尾していた雌と同居させています。
こちらのメスも後日採集したヒラタクワガタの雄と同居中となりました。
(2006-6-27)

ヒラタクワガタの雄

ヒラタクワガタの雄です。
今期初めてゲットしたクワガタがヒラタクワガタとは、ラッキーかなと思います。
いつもの年ですと、大体1番に取れるのはコクワガタ、又はノコギリクワガタでしたが、まだ近所の森にヒラタクワガタが生息していたなんて、嬉しいかぎりです。
(2006-6-27)

カブトムシの雄

カブトムシのオスです。
今年初めて採集というか、街灯のそばで拾った成虫です。 時期が早いのか大きさも41mmとかなり小さめです。
おまけに前胸背板に穴が開き、左前脚のフ節が欠損していて、大きいオスと戦って逃げてきたのかと思わせるような、満身創痍の状態です。
(2006-6-27)

コバネカミキリ

コバネカミキリです。
雑木林のクヌギの倒木の上や裏側に隠れていました。
羽が極端に短く、内側の茶色の羽がお尻近まで露出しています。まるで短くなってしまった洋服を着ているようです。
全体黒一色の虫です。
後肢が横から見ると高さがありますが、上から見るとほとんど厚みが無く、横から見る印象と上から見る印象がずいぶんと異なる虫です。
(2006-7-9)

マメコガネ

マメコガネです。
野原に咲く花に飛びうつりながら、柔らかい葉の部分を食べています。
頭の部分は緑色、前胸背板はスジが強く見え赤銅色に輝くきれいな虫です。
(2006-7-9)

ノコギリクワガタの雄

ノコギリクワガタの雄です。
クヌギの木の根元の土の中から出てきました。
オオアゴがあまり発達しておらず、形としては日本のノコギリクワガタらしさのない個体ですが、ノコギリクワガタを地元の森で採集するのは久しぶりで、未だ森には棲んでいるのが確認できて嬉しく思います。
(2006-7-17)

ゴマダラカミキリの雄

ゴマダラカミキリの雄です。
森の中のクヌギの根元で採集しました。プラボトルでも滑らずにすいすいと登ってきます。
手足にはカギ爪だけでなく、吸盤のようなものも見えます。 目は複眼で、顔の大きさに比べて目の占める部分が多いようです。
普段遠くから見ている虫も大きく拡大して見ると中々面白いものです。
ちなみに私は、まるでロボットのように見えます。
(2006-7-17)

遺跡の森のカブトムシたち

恒例の夏休み真夜中の昆虫採集!! 撮影時間は夜中の3時30頃です。
歩いて直ぐのところに、大きな森があります。 毎年、夏休みになると息子と共に真夜中に森へ昆虫採集に行きます。
今年はコクワガタ♂♀2匹ずつゲットで終わりました。
写真のように樹液の出ているクヌギの木には、たくさんのカブトムシやコガネが取り付いて、樹液を食べています。
毎年カブトムシを森に100匹近く離してあげていますので、この中にも我が家で生まれたカブトムシが含まれているかもしれません。
いつまでも、森に沢山の虫達が生息できる環境が、残っていればいいなと思います。
(2006-8-20)

ライトトラップ

ライトトラップ!! 森に近い我が家の地の利を生かして、屋上でライトトラップをセットしました。
それ程来ないのではと思いつつ、半信半疑でセットしてみた処、以外や以外沢山の虫達が飛来してきました あまり取れるので2週間にわたって延べ3回のライトトラップをしました。
成果はコクワガタ22匹、ノコギリクワガタ3匹ヒラタクワガタ1匹、カブトムシ1匹、カミキリムシ、コガネムシ、ゾウムシ他など沢山の虫達が飛来してきました。
ライトトラップの機材は壁面にポスターの裏側を貼り付け、蛍光灯40W×2灯、500Wのデイライトスポット1灯のみの簡単なセットでした。
簡単なセットな割りには驚くべき成果でした。
(2006-8-20)

シロテンハナムグリ新成虫と土繭

シロテンハナムグリの羽化したての成虫です。
羽化サイズは土繭いっぱいのサイズとなっています。
上の蛹の写真を見ると、スペースに余裕があるように見えますが、羽化すると繭の中ぎりぎりに羽化するようです。
(2006-8-20)

シロテンハナムグリ蛹

シロテンハナムグリの蛹です。
昨年より自宅で飼育していた個体で一部羽化している様子でしたので、土繭の中を見てみました。
こちらの個体は未だ蛹でした。
土繭中の蛹の様子を見るのは、なかなかないことだと思います。
(2006-8-20)

春に羽化したシロテンハナムグリの成虫

シロテンハナムグリの成虫です。
これはカブトムシのマット交換をしている際、マットの中から出てきた成虫です。 気温が15℃台ですが早々と羽化したようです。
幼虫を飼育ケースの中に入れた記憶がないので、野外に置いた飼育ケースの隙間にもぐりこんだのでしょうか。
羽化したてなのか、気温が上がっていない為なのか、しばらく脚をつっぱったまま動かずにいましたが、手に乗せてあげると体温で温められて、しっかりとつかまるようになりました。
こんな早い時期から活動を開始しているのですね。
(2007-3-21)

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